HOME > 企業情報 > 環境への取り組み > ガス熱源化による節電効果

環境への取り組み INDEX

01.ガス熱源化による節電効果

【ガス空調による熱源の分散】

東日本大震災以降、日本中において節電が大きなテーマとなっております。当社はガス機器関連メーカーとして、旧来から空調機器を含む熱源機器に対して積極的にガス化を推進して参りました。

現在、小牧工場で約2860kw(約250万kcal相当)、可児工場で約170kw(約15万kcal相当)分の空調熱源がガスによって賄われております。これらによって電力換算で約812kw分の電力需要軽減に貢献しております。小牧工場では全エネルギー使用量の内、約4割がガスによって供給されています。

ガス空調機(GHP)は特に冬期において高い効果を発揮します。電気エアコンでは室外機が凍結しがちな真冬においても安定して暖気を作業エリアに送ることが出来ます。

その他、アルミを溶かす溶解炉にガス熱源を利用するなどにより、小牧工場では特別高圧電力を受電する設備を設置することなく、操業を可能としております。

小牧工場のGHP
可児工場のGHP

【電力デマンドの平滑化効果】

空調機器をガス化することにより、年の電力需要をフラット化することが出来ます。また、24時間の均一化された生産体制を敷くことで1日の電力格差が少ない形にすることが出来ます。これらによって、電源事情に配慮した安定した需要に寄与することが可能となり、電力単価の引き下げにも高い効果を生んでいます。

月別のデマンド推移
一日のデマンド推移

>>次ページ 「02.省エネ・節水の技術」

ページの先頭へ

Copyright ©, rinnai seiki, inc. all rights reserved.